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○教員企画 「Body in zero G」
「Body in zero G」は“2020年までに地球上で無重力状態を作り出すプロジェクト”と題されており、無重力空間をあらゆる技術を用いて実際に再現することが目的となっている。
その第一歩として、映像技術によって無重力空間を舞台上でシミュレーションするのが今回のアイディアである。2020年というのは東京オリンピックとかけており、そのころまでには実際にその技術とそれを用いた作品が完成する予定である。重力があるのは誰も疑うことない事実であり、その中で当たり前のように我々は生活している。人間の身体もそれに従って進化してきたわけである。ダンスを含むあらゆる芸術もそれに従って発展してきた。その通常の状態を根本から覆し、あらためて我々の現代生活、我々の身体性について問い直すというのがこの作品の主旨である。“もし今、急に無重力状態になったら、あなたはどうするか?”と問いかけながら作品は進行していく。
アートディレクション,コンセプト,作曲 後藤英
ダンサー 駿河暁子 , 末冨真由
イメージ・デザイン Lucio Arese , Patrick Defasten , 海野崇彬 ,
Damien Serban
プロダクション アソルハーモニクス(http://athor-harmonics.co.jp/)
協力 大学院映像研究科メディア映像専攻
日時:2017年12月16日(土) 開場12:30 / 開演13:00~14:00
場所:千住キャンパス第7ホール
東京藝術大学音楽環境創造科新任准教授。
ニューメディア・アーティスト、作曲家。
斬新なエレクトリカルミュージックとボディースーツを用いたパフォーマンスなど、アートとテクノロジーを融合するスペクタクルを作り上げる。後藤の作品は、ヨーロッパを中心に世界中のアートコンテスト、フェスで多くの賞を受賞し、国際的に高い評価を受けている。音楽、芸術、科学、哲学すべてにおいての深い造詣を、前衛的なテーマで表現する日本屈指のニューメディア・アーティスト。 2016年3月に2枚組CDアルバム「CsO」とサウンド&レコーディングマガジンへの執筆の集大成である書籍「Emprise」を同時発表。
http://sugurugoto.com/
後藤英プロフィール
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